神奈川県 :インクジェットセミナー上級B理論解析

インクジェットセミナー上級B理論解析

日時

    2018年6月4日(月) 10:15 ~16:15  <開場: 00:00>

開催地域

    神奈川県

会場

    神奈川県 川崎市幸区堀川町 66番地20

    川崎市産業振興会館

    JR東海道線、京浜東北線 川崎駅 徒歩8分 京浜急行 川崎駅 徒歩7分

セミナー詳細

    主催    : インクジェット・ジェーピーのセミナー一覧

    テーマ   :商品開発

    受講対象  : 技術系社員 / 全業種対象

    募集期間  : 2018/05/29 ~ 2018/06/01

    募集人数  : 10名

    費用(税込)  : 41400円

    セミナーID : 71712

セミナー概要

    ★コース:上級B理論解析
    テーマ:集中定数モデルの構築とラプラス解析および飛翔特性

    ★受講対象

    ●ヘッド形状のバラツキが液滴量、液滴速度の違いにどのように影響するか知りたい方 ●インク特性の違いによる吐出特性の違いを知りたい方 ●ヘッドのモデル化を学びたい方  ●ヘッドの開発、設計を行おうとしている方 ●現在使っているインクとヘッドで最適なヘッド駆動方法を知りたい方 ●いろいろな不具合の原因を理論的につかみたい方 ●ヘッドの駆動回路を構築しようとしている方 ●インク供給路、インク循環流路、共通液室の改善をしたい方 ●インクジェット以外の流体、機械の挙動解析をしたい方

    ★習得できる知識

    ●集中定数モデルの構築法 ●ラプラス変換を使った集中定数モデルの解析法 ●解析結果の応用 ●各種駆動方式の解析方法 ●集中定数モデルの注意点 ●CFDを使った飛翔解析 ●液滴の生成とサテライトの発生 ●吐出速度と飛翔速度の違い

    ★講演の趣旨、ポイント

    従来のセミナで、集中定数モデルによるインクジェットヘッドの特性解析について講演し、好評でした。しかし集中定数モデルで解いた結果をお話しするだけで、なぜそうなるかについてはお話しませんでした。
    今回はどのようにモデル化し特性解析するのかをお話します。とくにラプラス変換による解析法について詳しくお教えします。具体的には、ある形状のヘッドで、あるインクを使用し、ある駆動パルスを加えた時、どのような液滴量、液滴速度の吐出ドットが得られるかを理論的に解析します。さらに集中定数モデルでは解析できない飛翔挙動の解析方法についても簡単にお話します。

    ★ 講演項目

    本講習の目的
    インクジェットヘッドのモデル化
    解析モデルの種類
    集中定数回路
    圧力と体積速度
    パラメータ
    レジスタンス(抵抗)
    イナータンス(慣性)
    コンプライアンス(剛性の逆)
    モデルを構築する
    回路の構築
    直列と並列
    パラメータを求める
    レジスタンスR
    イナータンスM
    コンプライアンスC
    ラプラス変換
    ラプラス変換とは
    集中定数回路とラプラス変換
    パラメータの計算
    アクチュエータ(PZT、振動板)
    ノズル
    個別流路
    気泡
    基準ヘッドをラプラス解析する
    流路の連立方程式
    ラプラス変換
    部分分数分解
    逆ラプラス変換
    ステップ応答
    押打ち
    式を求める
    波形の合成
    基準ヘッドの特性解析
    ノズル長さ小
    ノズル径小
    圧力室幅小
    圧力室長さ小
    PZT厚さ小
    振動版厚さ小
    インク粘度低
    インク密度小
    インク音速小
    30μmの気泡
    50μmの気泡
    圧電定数低
    駆動電圧低
    特性変動のまとめ
    速度変動
    吐出量変動
    集中定数モデルの展開
    引打ちの吐出特性
    CR(指数)波形での吐出
    ランプ(台形)波形での吐出
    抑振駆動
    引き押し打ち
    毛細管力とリフィル(インク供給)の解析
    階調(大小)ドットの吐出方法
    集中定数モデルの注意点
    簡易化による誤差
    ヘッド寸法と誤差
    吐出速度と飛翔速度の違い
    飛翔挙動の解析
    CFDによる飛翔解析
    微小液滴の形成
    サテライトの発生
    吐出速度と飛翔速度の違いを解析する
    飛翔挙動の観測
    測定装置
    飛翔写真
    おまけ/役立つ基本式

講師

  • 小藤治彦

    小藤治彦

    ●40年前からエプソンでインクジェットの開発を始め、オフィス用インクジェットプリンタの商品化を行いました。
    ●エプソンの基本技術である、MACHテクノロジー(積層PZT)や PrecisionCoreテクノロジー(薄膜PZT)の基本特許の発明者です。
    ●その後キヤノンに移りBJページプリンタの開発を指揮しました。
    ●キヤノンを退社後インクジェット・ジェーピーを立ち上げて国内外数十社のコンサルティングを行っています。
    ●今までに100回以上のインクジェットセミナーの講師をし、1000名以上の方が受講しています。受講した皆様からも大変わかりやすいセミナーだとご好評いただいています。

備考

    ■各種割引があります。詳しくはインクジェット・ジェーピーのサイトをご覧ください。

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